2011年12月12日
成松哲『kids these days! vol.1 1/2 いまどきの10代に聞いたリアルな「けいおん!」の話! in 佐賀』
先日の上京時に同学年の面々と飲む機会があり、そのとき成松哲さんに『vol.1』に続いて献本いただいた。
今回成松さんは佐賀に取材に行かれているが、ワタシは福岡という近くに住みながら、そこの高校生がどんなバンドをやってるかさっぱり知らんし、検討もつかなかった。今回インタビューが掲載されている VICTORY もたんこぶちんもチャーミングでステキだけど普通の女子高校生で、『vol.1』で取り上げられる女子バンドが既に老成してる雰囲気があったのとちょっと違ってメンバー同士キャッキャッと盛り上がる感じが読んでて楽しかった。やってる音楽もストレートなロックだし。
この二つのバンドの音は、共同で持ってる YouTube チャンネルで聴いてくだされ。そうそう、既に Amazon で VICTORY は『NIJI』、たんこぶちんは『コイゴコロ』とそれぞれ CD が買えるんだよね。
しかし、何で佐賀なんぞの田舎にそんな有望なバンドが二つもあるのかと思ったら、両バンドとも同じ指導者に小学生の結成時から鍛えられていたからということで、やはり人が重要なんだね。当たり前だけど。
あと挫・人間の下川さんと成松さんの居酒屋放談「下川くんと!」だが、今回は下川さんの文化祭バンドを素直に楽しむその爽やかな賢者モード(?)ぶりが意外で、畜生、少しは大人になりやがって、とこれはこれで楽しかった。