2009年08月31日
平林純『論理的にプレゼンする技術』(サイエンス・アイ新書) 
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著者より献本いただいた。
本書はプレゼンテーション技術に関するもので、『理系のためのプレゼンのアイディア』と同趣旨の本であるが、本書はプレゼンに慣れていない人が作りがちな「典型的なわかりにくい資料」とそれを防ぐことに主眼を置いてものである。
『理系のためのプレゼンのアイディア』には読んでいて不愉快になる性的な比喩が散見され、その点については読書記録で苦言を呈させてもらったが、その点について本書は大体回避されているように思う。
本書の左側ページの文章、右側ページがにしかわたく氏のイラストという構成は、細切れの時間に読んだり、ポイントを確認するのに適していると思うし、盛り込まれたポイントは前作よりも多いかもしれない。