YAMDAS全更新履歴(2002年9〜12月)


 YAMDAS Project の全更新履歴を更新が最新のものから順に参照いただけます。

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2002年12月

[2002年12月27日]

yomoyomo's Music ColumnKEEPERS への連載)第24回目を公開。掲載が遅れたのは僕のせいではない。しかし、掲載を拒否されたのかと悩んだ文章であることは確かである。

24日も25日も遅くまで仕事をしていた。25日はフロアに一人になったことを確認し、ポップミュージックにおけるクリスマスソングの中で唯一好きな「Fairytale Of New York」を一人で歌った。やはりポーグスつながりでジョー・ストラマーのことが頭に浮かんだ。そして、この曲のデュエット相手であるカースティー・マッコールも既にこの世にいないことを思い出し、歌いながら泣いた。救いようのないバカである、ワタシが。

今回が今年最後の更新になる。来年こそは YAMDAS Project の幕引きをしたい。2ちゃんねる研究終了のアナウンスを読み、終了そのものはひどく残念だが、この引き際にサイト作成者である zenhitei 氏の一貫さを感じ、とても羨ましく思った。僕にはそれができないからだ。

読者の皆さん、今年一年ありがとうございました。今年僕が学んだことがあるとするならば、それはあまり自分を屑扱いしないほうが良いということです。それが常態になると、大事なときに文字通り屑のような振るまいしかできず、結果としてそれ以下になってしまいます。

それでは皆さん、ごきげんよう。

[2002年12月24日]

yomoyomo の読書記録に斎藤美奈子「紅一点論」と山形浩生「新教養としてのパソコン入門 コンピュータのきもち」を追加。

一年を回顧するような時期になってしまった。今年は本業にしろそれ以外にしろ大変な年で、「Wiki Way」刊行などトピックを挙げていけば、内実はともかく大きな看板が並ぶ立派な年といえるだろう。実際には、そうなるはず、だった。最後になって大きな失敗をしてしまったせいで、それらをすべて帳消しにしただけでなく、自らの可能性の大部分をドブに投げ捨てたのだから。

やるべきことはいくらでもあるのに何も手につかない。朝起きるとすぐに意識は後悔で満たされ、胃痛がそれに続く。自分を何とか納得させようとして何度も逆上し、身動きが取れなくなる。何かしないとと JF のために翻訳をしてみたがズタボロで、これでは他の人に迷惑だ。こういうときは何をしてもダメということか。

誰かのせいにできるなら、誰かを逆恨みできるならまだ楽なのだが、これに関してはその余地はない。時間だってあった。自他ともに認める被害妄想症の当方には、入ってくるニュースがことごとく自らを嘲弄するものに思えて仕方がない。残念ながらそれは自分の行動によるのだからどうしようもない。これ以上どう自分を責めたらよいのか。

わが身を顧みて、何かを守ったかというとそれもない。むしろこの一年自らの仕事に注力するために失った人間関係のほうが多い。今回の失敗を知って切られた関係もある。悲しいことだとは思うが、相手を非難する気にどうしてもならない。充実しているのは相手であり、何もなく間違っているのは当方なのだから。むしろその手際の良さを見習うべきだったのだが、後悔先に立たずとはまさしくこのことだ。

クリスマスイブに何を書いているのだか。

[2002年12月09日]

『Wiki Way』サポートページに『Wiki Way』ショートエッセイとして「Wiki と2ちゃんねる」を公開。

本来なら行けたはずなのに、新しいフェーズに入れたはずなのにと考えると死にたくなる。毎日、毎時間それを考える。毎朝、目が覚めるとまずその考えに囚われる。自分の顔を鏡で見ることができない。友人からも見限られた。それも仕方ない。誰のせいでもなく、僕が時間をかけてヘタレとしか言いようのない間違った決定をしたせいである。

今回の更新分の文章を書くのに時間がかかってかかってしかたがなかった。こんな精神状態で @random で人前に立つことができるのか。


2002年11月

[2002年11月28日]

コラム・ライブラリ個人的な話を追加。ソフトな「発狂する唇」。

 こんなとき、フランス語にはいい言葉がある。フランス人はどんなことにもうまい言葉を持っていて、その言葉はいつも正しかった。
 さよならをいうのはわずかのあいだ死ぬことだ。(レイモンド・チャンドラー「長いお別れ」)

[2002年11月26日]

yomoyomo's Music ColumnKEEPERS への連載)第23回目を公開。

自分は生きるに値いしない。それは記せば実も蓋もない、のだから嫌になる。生きるに値いしないが、生きないわけにもいかない。(色川武大「狂人日記」)

[2002年11月25日]

『Wiki Way』サポートページ『Wiki Way』へのリアクションを追加。読者の感想などです。

もう一本書きかけた文章があるのだが間に合わず。数日中に公開したい。

I am wrong.

[2002年11月18日]

Authentication Gateway HOWTO が更新されたので日本語訳JF において公開)にもそれを反映。

先週の blog 騒動について文章を書いていたのだが時間切れでアウト。もう少しして公開するかも。もちろんしないかもしれない。

久しぶりに映画をレンタルして観た。「パニック・ルーム」だが、心底詰まらない映画。少なくともデビッド・フィンチャーの作品の中で最低だろう。何であんなもん撮ったんだ? ワタシはフリーク女優ジョディ・フォスターを愛しているので許すが。一方「ベティ・サイズモア」はとても良い作品。レニー・ゼルウィガーがとにかく魅力的で、こんなに主演女優に惹かれた作品はここ何年なかった。「ブリジット・ジョーンズの日記」も観てみよう。モーガン・フリーマンも今回は悪役と思いきや、例によって良い。

[2002年11月10日]

Technical KnockoutI can't blog. を公開。リンク駆動型長文コラム。

Disappointed.

この話題については以前から書きたいとは思っていたが、まだ先になるだろうなと思っていた。それを何故今週末書いたのかというと、本文に書かれる動き、は実は関係なくて完全に個人的な事情による。だから少し話題として煮こみ足りないところもあるだろう。

[2002年11月05日]

Technical Knockout「オープンソースを巡るエゴの問題」のベータ版を公開。Christian Hammond の文章の日本語訳です。翻訳自体かなり久しぶりにやる感じなので適当に流したところもあります。遠慮なく叩いてください。

更新していない間、いろいろあった。その多くの時間、悩みに悩みに悩みに悩んで今後の人生を方向付ける決断をした、つもりでいる。これから追々その決断を後悔するだろう、がこれはもうどうしようもないことだ。


2002年10月

[2002年10月14日]

薀蓄links闘わないプログラマ -- 祝250回 --を追加。このコーナー一年半(!)以上ぶりの更新。その理由については本文でも述べている。

公的・私的な事情が重なり、当分の間新作文章が書けそうにない。その替わりといっては何だが、面白いと思う Wiki ページを広範に紹介するコーナーをトップページに設け、これをできるだけ平日に日替わりで更新しようと考えている。どうかご容赦いただきたい。

[2002年10月07日]

『Wiki Way』サポートページに『Wiki Way』ショートエッセイとして「『Wiki Way』FAQ」を公開。

今非常に厄介な状態にいる。どっちに転んでもつらい決断をすることになる。

30万アクセスに伴う『Wiki Way』プレゼント企画にメールをくださった方々に心から感謝します…が、まだ出版社からブツが届かないので該当者はもうしばらくお待ちください。

グレコローマンかたぎが控え室として復帰していた。息を詰めるようにして一行一行読んでいたのだが、最後あたりの「・猫の惨殺死体の画像を送ってくださった方、ありがとうございました。」の一文にそねさんには大変失礼ながら、至極申し訳ないながら大爆笑してしまった。こういう文章を最終的にさらっと(もちろん心境的にさらっと書けたわけはないはずだが)書いてしまうそねさんを尊敬する。そしてワタシはまったくろくでもない人間だ。


2002年09月

[2002年09月30日]

『Wiki Way』サポートページに『Wiki Way』ショートエッセイとして「Wiki との出会いの場にまつわるナイショ話」を公開。

ベンジャミンもメールに書いていたし、他でも聞かれて一応読んでくれている人がいるのに驚いたので書いておくが、yomoyomo's Music Column は今月、来月と予めお休みをいただいております。申し訳ありません。

そろそろ更新が怪しくなってきた。成り行き次第ではしばらく全体的に更新が滞るかもしれません。そういう状態なのでご勘弁いただきたい。今になって Steely Dan の "Deacon Blues" の歌詞の意味が身にしみて分かるようになった。

They got a name for the winners in the world
I want a name when I lose
They call Alabama the Crimson Tide
Call me Deacon Blues

暗い話ばかりだと気が滅入るのでそうでない話も。結城さんの日記で知ったのだが、Amazon.co.jp のコンピュータ・インターネットコーナーのトップページに結城さん、山形浩生さんの新刊と並んで『Wiki Way』が載っていて、感激してしまった。

[2002年09月23日]

『Wiki Way』サポートページに『Wiki Way』ショートエッセイとして「Wiki は何に適しているのだろう」を公開。

最近、Wiki ばかりで申し訳ない。順調に更新しているように見えるが、いまいっぱいいっぱいの状態なのだ。どうして今、この今、鬱と被害妄想癖に苛まれなければならないのだろう。

土曜日、山形浩生さんからメールが来た。これは非常にまれなことである。しかし、氏の仕事に何も貢献することができないのはいつも残念に思うことだ。何はともあれお疲れ様と書いておく。思えば、バロウズの『裸のランチ』が氏が携わった本で初めて僕が購入したものだった。あれから十年が経ったことを思うと泣けてきた。

更新履歴にアンテナをはっている人もいるので書いておくが、トップページに読者プレゼント企画の告知をしていますのでご一読を。

[2002年09月16日]

『Wiki Way』サポートページに『Wiki Way』ショートエッセイとして「訳者、書店で『Wiki Way』を探す」と「名前をつけてやる」を公開。後者の文章はおれカネゴンさんの文章に触発されたものである。

最近はトップページの「今日の○○」シリーズもできない。要はそれぐらい忙しいのだが、そうするといろいろとたまるものもあるのだが、今鬱状態なのかあまり気分が晴れない。

例えば Crescent is in the blues. 経由で知った「こうは絶対なりたくない! 飲み会のウザいヤツ大特集」だが、そうだよねーと読み進んでいたのに「これさえできれば人気者! 飲み会達人の鉄則集」を読んですっかり萎えてしまったのはワタシだけだろうか。ちなみにワタシの「飲み会ウザウザ度」は37点だそうだ。

あと enbug diary を読み、今年はこれまでの恩返しの意味で GNU に100ドル寄付させてもらったが、来年は絶対にしないことを誓う。開発者をサポートしきれていない上にレイシスト呼ばわりされるスタッフを抱えるところに寄付するほどお人よしではないもので。

[後記]:上の文章について Okuji さんからコメントがありました。7月20日の「FSFの職員は(少ないとは言え)給料貰ってるんだから」という記述を、「ワタシ程度の安月給」と勝手に解釈してしまっていたのですが、「給料自体、極めて安く、最低賃金に近い」となれば、処理が追いついていかないところがでるのも仕方ないのかもしれません。いずれにしろ寄付をしなければ最終的には開発者にもしわ寄せが来るのは小学生にも分かる理屈で、それをどうこう書くのは明らかに行きすぎでした。以上の通り不適切な記述があったことを関係者の皆様にお詫びします。

今週末は帰省して例によってベンジャミンと飲んだのだが、お互いの懸案の解決を祝うためのものなのに、結局お互い未来の展望を何も打ち出せないままであることに気付き、とても悲しかった。何か間違っているのではないかと思う。このことを書くとどんどん鬱々としてくる。

…ところで長崎の人に伺いたいのだが、「プレゼントアワー」ってもう終わっちゃったんですか?

[2002年09月09日]

薀蓄linksにおける「蘊蓄抜きでリンクしたいサイト」を定例の入れ替え。あと yomoyomo の読書記録にディック/ブラッドベリ他「20世紀SF(2) 1950年代 初めの終わり」を追加。

少し舞台裏のことを書いておくと、今回の更新分の文章は一週間前に既に書き終えていた。書き溜めというのは普段は絶対にしない(というかできない)のだが、本業の仕事が忙しくなるのが分かっていたので少しやりくりさせてもらった。

で、今週偶然にも今回「蘊蓄抜きでリンクしたいサイト」で取り上げたサイトの方からメールをいただき少し味が悪かった(←これ将棋用語かな)。しかしもちろん、それで記述に手心を加えるとかいうことはまったくしていない。面白かったのは、そのサイトの方が当方のサイトに対して思っていたことが、そっくりそのまま僕がそのサイトに対して思っていたことだということだ。

さてせっかくなので「薀蓄links」で既に取り上げているサイトについても少し書いておこう。まずやゆよ記念財団。先日 B-GEEKS の編集者からメールがあり、かのはなげネタについて当方の文章を紹介したいとのこと。もちろん異存はないが、あんな古い文章でいいのかね。他にちゃんとあれについて書いている人がおらんのかな。

そしてそのやゆよ記念財団だが、数年にわたる小休止状態から解き放たれたかのように新ネタを繰り出している。これが真剣に面白い。いったいこれはどうしたことか。皇帝やゆよさんから目が離せない。何しろ当方のハンドル名は氏の文章から取られていて…ということを読者はどの程度知っているのかしら。

そしておなじみ山形浩生。少し前から彼は Ayn Rand のことをアイン・ランドと表記するようになっている。確か「CODE」の正誤表あたりかな…そういえば CUT で彼女の本を書評していたような…と該当ページを再訪して驚愕。すごいことになってます(笑)。しかし訳文のチェックまでやらされることになるとはミイラ取りがなんとやら。こうやって波風が立てるところが氏らしい。そういえば Eric S. Raymond「リバータリアンがビル・ゲイツを愛せない理由」において Ayn Rand を引き合いに出しており、彼女の教条主義的なフォロワーという意味で Randite という表現を使っていたっけ。

そうそう、前回の入れ替えのときに「蘊蓄抜きでリンクしたいサイト」で取り上げうようとしたらサイト閉鎖しちゃった Footnote が某所にて保存されているのを偶然発見。これ幸いと「アンドロイド・メイド」や「ペットのページ」といった傑作雑文を保存させてもらった。ちょっと恐そうなとこなんでリンクはしませんが。

[2002年09月02日]

『Wiki Way コラボレーションツールWiki』が発売されたので、そのサポートページを公開。

遂に来るものが来た。出版に際して、これまでお世話になった方数名に『Wiki Way』のことでメールを送らせてもらったのだが、とてもここに書けない「生まれてすいません」的内容で困惑させてしまったようだ。申し訳ない。

そうした中でもからっとした必要最小限の返答を寄越したのが山形浩生氏で、それがいかにも氏らしかった。ソフトバンクなら送り先を知ってるだろうってね、山形さん、僕は貴方にこの仕事をやり終えたということを伝えたかったんですよ。

それに意味があろうとなかろうと、僕が貴方に対してそのようにして敬意を表そうとすること。ただそれだけは――。


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初出公開: 2002年09月02日、 最終更新日: 2002年12月28日
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