ブログとWikiのベストプラクティス

著者: Steve Rubel

日本語訳: yomoyomo


以下の文章は、Steve Rubel による Blog and Wiki Best Practices の日本語訳である。


Infoworld が、コーポレート・コミュニケーション/企業 PR のみならず、企業内のコミュニケーションにおけるブログ/Wiki の利用についての包括的な記事を掲載している。レビューされているプラットフォームには、JotSpotSocialtext、そして Moveable Type が含まれる。この記事は、良い情報がつまっている。記事が示すベストプラクティスは以下の通りである。情報リークを想定することを提案しているのに注意いただきたい。インテルは、苦労してこのことを学んだ。また企業に人気のあるボトムアップの企業ブロガーを支援することを推奨しているのにも注意いただきたい。マイクロソフトは明らかにこれを実践している。以下の要約を切り抜き、あなたの会社の休憩室の掲示板、お気に入りの EEOC の文書の隣にはっておこう。

ブログとWikiのベストプラクティス

オンラインコラボレーションツールは、明確なプランの元で運用される場合に最もうまく機能する。


正しいツールを選択する。 Wiki のコンテンツは容易に更新される。ブログは Wiki よりはスタティックだ。

現行のプロセスを向上させる。 従業員が現在どのように協働しているか考慮すること。

正直で開かれた意見を推奨する。 大衆に関わるのが好きでない重役はおそらくブログをやるべきではない。

ポリシーを確立する。 従業員が投稿してよい情報、いけない情報の概要を定める。

うまくいっているブログを支援する。 ブログをやるのは時間や労力を要する。それに報いよう。

情報リークを想定する。 コンテンツがうっかり公になるかもしれない。それに応じて備えること。

コンテンツを定期的に見直す。 Wiki のコンテンツを現状に即した正しいものにする。


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初出公開: 2005年03月31日、 最終更新日: 2005年03月31日
著者: Steve Rubel
日本語訳: yomoyomo (E-mail: ymgrtq at yamdas dot org)
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