YAMDAS Project の全更新履歴を更新が最新のものから順に参照いただけます。
yomoyomo の読書記録にビョルン・ロンボルグ「環境危機をあおってはいけない」を追加。読書記録は来期から最新のものが一番上に来るようにしないとな。つまり blog 式(笑)。
他でも書いたのだが、t.A.T.u はどうでもよいとして、異様にハイテンションだったというタモリを見逃したのが悔しい。関係ないが、とうとう「THE VERY BEST OF ごっつええ感じ」が届いた。が、観る時間がない。やはり悔しい…
八田真行さんは、フリーソフトウェア/オープンソース関係の文章の翻訳でとても重要な仕事をされてきた。また japan.linux.com においても、「オープンソースの定義」の意義など優れた文章を書かれている。
それだけに最新作のオープンソースの現実、と若干の理想(上)にははっきりいって失望した。何を今更、こんな低レベルの文章を書いているのだろう。本来なら、(下)を待って判断したい、とでも書くのが大人なのだろうが、それを読む気すら失せるくらいだ。いや、もちろん読みますが。
…と書いたが、やはり全部読んでからでないと評価してはいけませんな。書いてしまったものはそのまま残すが、早まったことは間違いない。(下)を併せて読んだとき、当方が上に書いたことを撤回したくなることを期待します。
それはそうとトップページの更新がはてなアンテナに反映されてないな。これで何度目かな。もうはてなアンテナはインフラ化しつつあるんだから頼むよ。
あと多分このページに更新履歴を書くのはこれが最後になると思います。
予定より半月遅れ、結局完成には至らなかったが、「日本におけるblogの過去・現在・未来」の自作解題以下を公開。もう疲れた…
これだけ遅れたのには原因がいくつかあり、一番大きなのは今とても忙しいということなのだが、その次に大きかったのはあの蓮コラ画像だった。いや、真面目な話。あれは強烈だった。未だにあの恐怖は癒えない。今でもあのつぶつぶがフラッシュバックして身震いするし、いったいワシの生産性をいくら落としてくれるんじゃ! …といいつつ、どこかあのつぶつぶをまた見てみたいような、あの気持ち悪さをもう一度体験したいような…ワタシは変態か?
しかし、だ。そもそも疑問なのだが、あのコラ画像を作った人間は平気だったのだろうか。もう思い出すだけでもむず痒さを感じるまでの禍根を残すあの画像を見るだけじゃなくて、作ろうと思い立って実際作り上げてしまう神経はまともじゃない。ひょっとしてあの画像を作ってネットにアップロードした瞬間作者は狂死したのではないか…と書くとモンティ・パイソンの「世界一面白いジョーク」スケッチのようだが。
カネゴンさんの日記に『暗号技術大全』にワタシの名前が載っているという記述があって飛び上がったのだが、なかなか大きな本屋に行く時間が取れなかった。一体どうしてワタシの名前が? と先日確認してみると、なるほど katokt さんが名前を出してくださったのか。この本の翻訳にはワタシも是非一枚噛みたかったのだが、既に『Wiki Way』の翻訳を始めていたため手を挙げることができなかった。その無念を気遣ってくださるとは katokt さん、本当にありがとうございます。
ちなみにまもなく文藝春秋社から出る本に katokt さんとワタシの名前が並んでクレジットされる模様なのだが、これ技術書じゃないので、年輩の読者はかなり不気味に思うだろう。もっとも、katokt さんが専ら校正をされ、ワタシは訳者の文体にケチを付けていただけなのだが。
さて、今 Steely Dan と Radiohead の新譜を聴き狂っている。Led Zeppelin の DVD も買ってあるのだが、現在それを観る時間が取れない。CD にすりゃよかった…
Steely Dan の新譜に対しては酷評もあるようだが、僕は好きである。確かにドナルド・フェイゲンの声は衰えてしまった。音にもあの魔法のような輝きはないかもしれない。しかし、リアルタイムで聴いたフェイゲンの作品の中で最も地味であるが、最も充実してもいる。表面的なところではあの宝石のような瞬間は見れないかもしれないが、実は音の集中力は往時を取り戻している。そして今回はフェイゲンの歌詞も本領を発揮していて素晴らしい。日本盤も買ったものか…
HotWired Japan の特集「blogってどうよ?」に「日本におけるblogの過去・現在・未来」を寄稿しました。
これは5月5日が締め切りの文章で、脱稿後三週間して公開されたことになる。僕なりに筋を通した文章だと思うが、抜け落ちた話、またズレてしまった話題も多いので、そのあたりを補足する自作解題を早く書きたいと思う。
特集としては、エヴァン・ウィリアムスにしろレベッカ・ブラッドにしろ非常に共感できるインタビューが掲載されているので、そちらは是非読んでいただきたい。
yomoyomo の読書記録に川本三郎「忘れられた女神たち」を追加。相変わらず牛歩の歩みで CSS 周りを変更中。
前回、八木さんの90年代ベストアルバム選を取り上げたが、自分も似たようなことをやっているが、それまだ90年代中にやってんだよね。今同じことをすれば、多分半分は違ったアルバムになるだろう。そういうものなんだろうね。
あと予告通り、Shiro Kawai さんが Paul Graham の文章を翻訳しました。本当に Kawai さんすごいよねえ、今回はより普遍的なハッカー論ですね(普遍的なハッカー論、って語義矛盾か?)。というわけで「ハッカーと画家 ---Hackers and Painters---」読みなされ。
蘊蓄linksにおける薀蓄抜きでリンクしたいサイト恒例の入れ替え。これから CSS の設定をすこーしだけ変えていきます。今のは嫌だからこう変えろ、前のに戻せ、表示がおかしい、といったことがありましたらご一報お願いします。
最近また blog 関係の話題をよく見かけるのだが、それについての感想は…お前ら、本当に blog が好きなんですね! といった感じか。
なんだ、そうだったのか。HotWired Japan から「blog 騒動なんかの過去の話も含めて、日本における blog の可能性を書いてほしいんだけど。技術的に突っ込んだ話はいいから」という依頼(念のため書いておくが、超意訳だぞ)をうっかり引き受けてしまってから、読んでくれる人いるのかねと悩んだものだが、そういうことなら「もうこれからはすべてblogになる。みんなでPUBろう」とでも書けばよかったのか。今、勝手に落ち込んでいる。
もちろんそれ関係の議論にケチをつけたいわけじゃなく、原因は個人的なことである。ただネットランナーの blog 記事を立ち読みしてしまったことも大きいかも。みんなさっぱりしたこと書いてますね。これを読んでつくづく思ったのは、自分にライター稼業はできんということ。
だって、自分の良心と折り合いがつかないと文章が書けんのだ。だから時間がかかって仕方がない。非効率を通り越してただのバカである。そんなものクライアントが求めるものをぱーっと書き飛ばせばいいのである。少なくとも HotWired から依頼された文章に、胃痛を感じながらクソ真面目に HotWired への批判を織り込んだり、コミュニティとは何ぞや、コミュニケーションとは何ぞや、ジャーナリズムとは何ぞやと根源的なことを考え出してやっぱり頭がこんがらがって仕方なくオナニーしたり、これまで書いた文章の総括でも良いと言われているのにそれじゃ我慢ならんから新しい切り口を見つけようとし、また同時に自分に対する筋を通そうとした挙句結局は無難な結論になって頭を抱えたりするのはまったく無駄だということだ。
それで字数制限とゴールデンウィーク明けという締め切りに苦心惨憺して書いた文章の公開が6月になるかもしれんとは……思いっきりタイミングを外した内容になっているのではないでショッカー!
あと八木の野郎による90年代ベストアルバム(順不同)を読み、今度会ったら絶対絞めてやる、と誓う。書き手の性格の悪さを十全に発揮した極悪な文章。
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