YAMDAS Project の全更新履歴を更新が最新のものから順に参照いただけます。
薀蓄linksに倉田わたるのミクロコスモス -- その小宇宙のごく一部から --を追加。このコーナー久方ぶりの更新にして、正真正銘2000年最後の更新。
薀蓄linksは早く更新したいと思っていたが、なかなかそう簡単にはいかなかった。個人ページを取り上げるなら、とにかく誉めるものにしたかった(またそうあるべきだ)。そして、それに見合うサイトはなかなかあるものではない。実は別のサイトについて文章を書く予定だったのだが、ちょっと事情があって倉田さんのところを取り上げることにした。
その事情については、最近僕と会って話をした人やネット上の活動場所を知る人なら文章の流れから大体察しはつくだろうが、やはり生活の中の喜怒哀楽の過程で、文章のアイデアが出てくるものなのだ。やはり何か書くには、人生を生きないといけない。
さて、今回が今年最後の更新になるのだが、ついに20世紀も終わり。21世紀のはじまりというわけだ。今年は人生最低の年だった昨年に蓄積されたものが開花したような年だった。
ここまで鬱が続くと先のことも何も見通しが立たなくなる。21世紀はこうなるとか、ああなって欲しいとかいろいろ言われているが、僕には何も先が見えないので、何も言うところはありません。何も分かりません。ただ一つ確実なのは、僕が21世紀中には死ぬということ、そしてそれ以前、もしくはそれと同時にこのサイトも終わるということだけだ。意地悪な人は、まだ20世紀は終わってないのだからそれは「確実」ではないと言うかもしれない。それはそうだが、運悪く今日か明日死んでしまっても、そのときの模様はちゃんと書くので安心していただきたい。
とにかく僕には書くことしかできない。来年からも地道に文章を書いていきます。プチ論壇で掲示板政治の中で自分が何か意味のあることをやった気になっている馬鹿になりたくない。まだまだ書きたいことはある。書かなくてはならない。そして、今年何とかやってこれたのは読者の方々のおかげです。本当にありがとうございました。21世紀もよろしくお願いします。
yomoyomo's Music Column(KEEPERS への連載)第7回目を公開。今回は長いぞ。
本文が十分に濃いし長いので、こっちは今日は何もなし。脱力することもあったし、期待ハズレなこともあったので。We are only in it for money ...
yomoyomoの読書記録に沢木耕太郎「壇」、見沢知廉「天皇ごっこ」を追加。
今週末は見事に風邪をひいてしまい、ずっと一人寂しく寝てました。イヴの予定なんざ元からないから、ごろごろする良い口実ができてよかった。風邪をひいたら薬を飲むのは当然として、何より睡眠をとることである。思えば今年最初の文章も風邪にまつわるものであるが、最後もそれでしめくくるとは。
ただ今回の風邪は栄養の取りすぎというよりは、疲労が大きかった。今は殆どアルコールも摂取してないし。Internet Week に出かけたのが大きかった。IW 自体は有益であったし、何より office さんとお会いすることができたのは嬉しかった。彼が実際にお会いした二人目のウェブマスターである。阪急三番街の「河津」で交わされた会話の詳細をここに書くのは野暮というもので、いろいろと驚かされたことが多かったとだけ書いておきます。
あとその出張中に、ChangeLog の田宮まやさんから、ESR インタビューの件でメールをいただいた。田宮さんのご無事を確認できて本当に嬉しかった。ESR インタビューの日本語版は、Linux Japan に掲載される予定であるし、当然ウェブでも読めるようになるとのことである。しかも、彼女が今年の Linux Conference でインタビューしたのは ESR だけでなく(まあ、想像できるでしょう)、そちらの方もおいおい公開されていく予定とのことで、これはめでたい。しかし、残念ながら ChangeLog の方の再開は、田宮さんが物理的なリソースを割ける状態にないため難しいらしい。うむむむ…
あと今週末は、久方ぶりに山形浩生氏からもメールをいただいた。今年も最後になって氏に対して疎かになっていたものを再確認できたのはよかった。
公式な更新が半月ぶりなので、ちょっとこれまで TOP ページに一日だけ書いてきたことも含めてまとめて書いてみた。KEEPERS 以外で、今世紀中にあと一回更新できるかなぁ。
読んだ観た聴いたに『罪と罰』についてのメモを追加。ほんのメモ書き…のはずだったのだが、どうして書き出すと盛り上がって長いものになってしまうのだろうねえ。
嗚呼、とうとう今年も残りわずかになっちまった。年内に書いておきたい文章がまだいくつもあるのに。せっかくなので列挙しておくと、
本当はこのうちのいくつかに今週末とりかかるつもりだったのだが、ちょっと鬱に陥ってしまったので・・・果たしてどこまで仕上げて新世紀を迎えるのだか。昨年ことある毎に「今年は人生最低の年だ!」と喚いていたが、2000年もかなり「イイ線」いっていた年である。記録更新かもしれない。それでも最後は有終の美といきたいもんだ。
以前女友達に貸していた「BANANA FISH」が返ってきて(今「キラキラ」を貸している)、それが契機になって何度も何度も読みかえしている。以前書いたいささか冷淡な書評は全然なってなかったな、と今更ながら気付く。読書にはこういうこともあるということなのだろう。
Technical Knockout にコメント求むを追加。「YAMDAS今世紀最後の技術コラム」にして、10万アクセス突破を感謝して、今日限定のお遊びが…
さて、しばらく更新が空いたが別にネタに困ったわけではなく、帰省したり、10万アクセス突破記念企画を準備したりしてました。後者については結局断念しましたが、それに使おうとベンジャミンに協力してもらって電子化したファイルは、ぼちぼち使っていく予定です。
上記の通り、今週末は帰省してました。用件はあってないようなもので(つまりない)、遠藤周作記念館に行ったことぐらいでしょうか。実はこれがある(遠藤周作の代表作「沈黙」の舞台である)西彼杵郡外海町は、ワタシの父親の故郷であり、僕自身洗礼を受けています。いずれはこのことについても文章にするでしょう。これは偶然ですが、KAZU さんがうちについて書いた文章が「yomoyomo氏はクリスチャンである。」というタイトルになっていてドキッとしたり。
あと私事ですが、いま飲酒を控えてます。禁酒というわけではなく、一人で飲む酒を断ったというだけなのですが、それが主だったのだから効果てきめんです。理由は簡単で、太りすぎです。要はアルコールを断てば、その分ツマミも食わずに済むという理屈なのですが、それができるのは、飲まなくてもなんとかやっていける精神状態なのが大きいようです。いつまで続くやら。
yomoyomo's Music Column(KEEPERS への連載)第6回目を公開。今回はビートルズ。
KEEPERS の文章はいつも時間をかけて書いている。自分のサイトにある文章のように好き勝手に修正するわけにいかないというのもあるが(その割には誤字があったりする…)、そうでなくても僕のように文才がない人間が人様の依頼で文章を書くわけだからそうせざるを得ない。しかし、今回は一日しかかけなかった。既に頭の中で文章が出来あがっていたからなのだが、書き出した後にあるデータを使えないことが発覚して構成が変わり、満足な出来にはならなかった。とほほ…
少し前に Linux 2.4 NAT HOWTO を読んだネットワーク管理者の卵という方から質問メールをいただいた。いくつか解決法を示した返事を送った。しかし、それ自体には間違いはなかったものの、もっと根本的というか、質問自体を無効化させるような回答があったのです。やはり寝ぼけながら急いで返事を書いたのがまずかったみたい。
しかしまあ、いずれメールがまた来るだろうから、そのときに書こうとたかをくくってました。僕の答えに何か分からんところがあったら、質問してくれれば詳しく答えると書いたしね。でも結局やっこさんからは何の報告もましてやお礼のメールもなかった。見限られてしまったのだろうか。それともこいつが無礼なのだろうか。それとも Linux 2.4 NAT HOWTO が僕に災厄しかもたらさない呪われた文章なのだろうか。感謝しろとは言わんが、結果報告ぐらいしてくれてもよいのではないか?
以降は HTML が分かる人のみの話題になるが、YAMDAS の全ファイルの charset 指定を、x-sjis から Shift_JIS に変更した。既に何人かの読者に注意されていたし、自分でもそうすべきなのは当然知っていたが、以前の HTML 3.2 → 4.01 Transitional 移行のときもそのままにしていた。理由は簡単で、Shift_JIS とすると、Netscape Navigator 2 系で文字化けしてしまう(らしい)という話を聞いていたからだ。
これははっきり書いておきたいが、僕は HTML 原理主義者ではなく御都合主義者なので、「正しい HTML」と「まともな表示」のいずれかを選ぶかといわれたら、迷いなく後者をとる。今回件の変更を行なった理由は二つあり、一つは Netscape 6 がリリースされたことがある。もういいかな、と。もう一つは久方ぶりに自分のページを Another HTML-lint にかけたところ、以前は減点されなかった上記指定が、最も罪深いレベルに判断されたことにある。つまり、都合良く寝返ったりもするのだ。
変更が全ファイルに及ぶので、これまでのようにスクリプトで一括変換しようとも思ったが、秀丸のマクロでも実現可能なことを発見し、また今回は一点だけなのでそっちにしたが、やはり以前書いた Perl スクリプトを使いまわした方が圧倒的に楽だったろうし、安全だったろう。
コラム・ライブラリに1985年のPC6001mkIISRを追加。思い出いっぱいの文章。もっと明るい文章にするはずだったのだが。
今日は珍しくいろいろ書きたいことがある。何から書いたものか。
まず PC6001 についての文章であるが、これは以前から書きたいと思っていたものである。廃棄を切り出されてその時が来たと思ったが、タイトルを思いついて大笑いし、これならいける、と確信して書き出したものである。しかし、思いもよらぬ方向にいってしまったが。
この文章について、早速結城浩さんからメールをいただいた。「テープ リード エラー」を教えていただいたのだが、僕よりも上の世代の方は、これに悩まされた経験があるのではないだろうか。
さて、結城さんのサイトにある文章はかなり読ませていただいているが、この文章が含まれる「夢空間への招待状」はうっかり見逃していて、これまで読んでなかった。今日まとめて読んだのだが、プログラマーとしての心構えを知るのに最適な文章ばかりである。今から10年くらい前に書かれたものなので、啓蒙というよりもずっと現場意識が強く、それでいて清廉なのが素晴らしい。
もっとも性格の悪い僕は、別のことも思ったりした。「夢空間への招待状」には、ちょうど結城さんが現在の僕の年齢のときに書かれたものもある。それと今僕が書いている文章の質の差を考えるにつき、一体自分は何をやっているのだろうと情けなくなり、どうしようもなく泣けてきた。
あと結城さんといえば、数日前に日記でも触れていただいた。その元の文章を削除してしまったので分かりにくいだろうが、Crypto-Gram Newsletter(これを僕は Crypt-Gram と間違えていた)を日本語訳できる人として、真っ先に頭に浮かんだのは結城さんと山根信二さんであった。しかし、世の中困ったもので、それができる有能は人は既に十分に忙しいのだ。そして当然ながら、僕には無理だ。Eric Raymond は上手いことを書いていた。「心構えは技能の代用にはならない」と。
例えば、僕が全然知らないうちに Jakob Nielsen の Alertbox の日本語版ができていたようなことがこれでも起こっていてくれると嬉しいのだが。
こうしている間に、トップページのカウンタが10万に近づいてきた。3万アクセス記念読者プレゼント企画をやってから、一年足らずである。読者の方々には感謝したい。しかし、今回は何もプレゼントするものがなさそうで残念である。これをくれとか、これをやれとかいったアイデアがある方は是非ご一報いただきたい。
夜テレビで「誘拐」をやっていた。非常によくできた作品であり、それにも関わらず興行的には失敗してしまった、という評価を聞いていたので観てみたのだが、これは噂に違わず非常によくできたエンターテイメントだった。やはり渡哲也はよい。彼に「よろしく」と頼まれれば、僕だって石原慎太郎に投票するかもしれない(そういう問題か?)。最近の織田裕二主演作のような商業映画の先駆ともいえるのかもしれない。
こういう本道の商業映画がヒットしないという構造はやはりマズいと思う。そう言いながら、僕自身邦画を観るために映画館に足を運ぶことがないわけで、偉そうにものを書く資格はないのだが。
やはりこうした日本映画の本道に対するイメージの問題もあるだろう。「邦画」という言葉を「詰まらない映画」という意味に使う若い女性に驚愕したという文章を朝日新聞で読んだのは五年前ぐらいだったと記憶するが、それからかなり「邦画」のイメージもよくなってきたはずである。それでも北野武にしろ黒沢清にしろ飽くまで極地戦の勝利という印象である。もっと保守本道の方が変わってくれんといかんだろう。「学校」シリーズでは夢がなさすぎる。
しかし考えてみれば、僕自身一年以上映画館に行ってないんだな! 理由はいろいろあるが、「一緒に行く人の都合がつかない/好みが合わない」というところで何となく一年以上経ってしまった。一人で行けばいいじゃないかと言われればその通りだが、自意識過剰というかなんというか。そこらへんも含めて何か悲しい。そういえば最後に映画館で観たのは、長崎で一人で観に行った「アイズ・ワイド・シャット」だったんだよな・・・
Technical Knockout にプレステ2への移植に関する Richard Stallman との議論を追加。Jorrit Tyberghein と Richard Stallman のメールのやり取りの日本語訳。これがスゴイ。最高だ。
この文章を知ったのは Yendot で、Slashdot のスレッドではなかった(大体 Slashdot って読みこみに時間かかるからあまり見ないもん)。タイトルから、「オープンソース・ゲームをプレイする」の続きになるような話かなと思って読み出したのだが、これがとんでもないシロモノだった。
RMS が「筋金入り」であることは分かっているつもりだが、彼が論点を逸脱しつづけながら執拗にこだわる「自由」とは一体何なのだろうか。オープンソースとフリーソフトウェアの間にそれほど「広大で深遠な」差があるとするなら、僕は喜んで「中身カラッポの」オープンソース側に留まってものを考えたい。僕にはついていけない。
それとは関係なく、今書きたい文章がいくつかある。これは珍しい状況なのだが、仕事が忙しくなりそうな雲行きである。なかなかうまくいかないものだ。
yomoyomoの読書記録に井口俊英「告白」、坂口安吾「肝臓先生」を追加。
今ある文章を訳している。ちょっとこれまでと毛色の変わった文章で、月に吠えながら訳すというのも初めての経験だ(当たり前だ)。今週末に公開できるといいなあ。
他にも書けそうな文章がいくつかあり、今月は KEEPERS の文章もシンプルなものにするつもりなので、締め切りに苦しむこともないはずだ。書ける気分のうちに書けるだけしっかり書いておきたい。
コラム・ライブラリにラーメンをめぐるあれこれを追加。ありがちな軽い文章だけど、こういう文章をしばらくは書いていきたい。そうなんだ。僕は YAMDAS を雑文系サイトにしようと思っていたんだ!
土曜日は結婚式だったのだが、自分達もまだ結婚してないのに何が悲しくて従姉妹の娘の結婚式に出るのだか、と従姉妹の明日香さんと肩をすくめあった。しかし、実家に帰り、こうした機会でもあると、すぐに結婚のプレッシャーを感じる。心底不愉快な話だ。
そして日曜であるが、頭痛が残っていてつらかった。三日酔いかと思ったが、どうやら風邪をひいたらしい。んがぐぐ。
Technical Knockout に素晴らしき IPv6 の世界?(前編)、素晴らしき IPv6 の世界?(後編)を一挙公開。これまでで最も時間をかけて書いた技術雑文である。内容的には、オープンソース・ソフトウェアの政府による助成に付した訳者ノートからつながるものですので、そちらもご一読いただけると幸いです。
僕はブロードバンドはおろか、フレッツ ISDN はおろか、テレホーダイすら使えないというネアンデルタール時代のネットワーク環境にいる。つまり、自室からネットワーク接続すればするだけお金がかかるわけで、僕のようなリンクを多数張るタイプのスタイルには全く馴染まない。一文の得になるどころか、お金を浪費しながら文章を書いている気すらしてくる。それでもこの文章ではそのアプローチを徹底させた。書き出すまで時間がかかったし、書き出してからも時間がかかった。どの程度有意義なものになったかは分からないが、とにかく一度ここまで中身のあるリンクに満ちた文章を作ってみたかったのだ。
さて、しばらくは更新頻度が落ちると思います。今週末は大阪にルー・リードを見に行きますし、来週末は従兄弟の娘(!)の結婚式のため帰省することが決まってますので。あと、気がついたらカウンタが九万を超えてました。読者の皆様、本当にありがとうございます。十万の暁には何か読者サービスをやりたいのですが、何もネタがないしなあ。何かプレゼントできないかなぁ。
KEEPERS の文章について、女友達から「プリプリの「M」とはやはり笑ってしまった」というメールをいただいた。おのれ笑うなと書いたのに・・・明日会うので首を締めることにしよう。
yomoyomo's Music Column(KEEPERS への連載)第5回目を公開。今、自分が付けたタイトルを見て、恥ずかしさの余り汗が噴き出した(笑)。
今回の文章は例によっててこずった。いろんな人に「次回はシンプルな文章にします!」と宣言しておきながら、例によって展開的な文章になってしまった。次回こそは・・・。
そういえばこの文章を書き終える少し前に小用があってベンジャミンに電話して話したのだが、文章の内容には直接触れないのに、彼が関係した話を持ち出してきて驚いた。勿論僕の頭の中にはそのことがあったのだからおかしいことではないのだが、十年以上の付き合いになると、大分相手の思考の水流が読めるらしい。
yomoyomoの読書記録にジャック・マシューズ「バトル・オブ・ブラジル」、一橋文哉「闇に消えた怪人 グリコ・森永事件の真相」を追加。
書きたい技術雑文もあるのだが、ちょっとうまくいかなかった。KEEPERS の原稿が見事なまでに行き詰まっているからである。いかん、平日に締切ではもう書く時間がないではないか。
CEATEC に行ったことを書いたところ、某氏から連絡してくれればよかったのに、とメールをいただいた。その通りですね。誰にも連絡しないなんて寂しい話である。
さて、ちょっと真面目な話を書きたい。独身男性の常で、カップ麺を食することがよくある。最近ではマルちゃんの「麺づくり」を好んで食べている。麺がしっかりしていて、総合的にはこれまで食べた中で最も美味しいカップ麺であると思う。これは好奇心で伺いたいのだが、とんこつ味のカップ麺で、「麺づくり」よりもこっちの方が美味しい、というものをご存知の方はご一報いただけないだろうか。是非、食べ比べてみたいので。
オープンソース・ソフトウェアの政府による助成に克さんからの誤訳の訂正をし、長文の訳者ノートを加え、一応完成形になりました。
二週間で訳文一つの更新ですが、ネタに困ったとか鬱だとかそういうことではなく、CEATEC なんかに行っていたり(といっても誰にも会わなかったが)色々雑事があったりして文章書けませんでした。色々書きたいことはあるんですけどね。読書記録は更新せんといかんし、あと技術雑文でもさらっと書いておきたいこともあるんです。ただし、事前に予告するとそれが書けなくなる(逆にもうやらないと書くとそればかりやることになる)というジンクスがあるので詳しくは書きませんが。
お、今日は10月10日ですね。大分前に文章で取り上げたものですが、ここで一句。
姫始 十月十日に 母になり
オープンソース・ソフトウェアの政府による助成の訳が一通り終わりました! あと訳者ノートをちょっと長めに書こうかな、と。
仕事から帰り、自室でネットサーフィンやっていて、Yendot に本訳文が取り上げられているのを見て燃え上がってしまい、一気に訳出しちまった。ありがたい話である。
80年代エルビス・コステロは(つまり現在のように老成してない頃)、アメリカのオーディエンスを前にすると演奏にも気合が入ると言っていたが、僕にとっての Linux コミュニティが、コステロにとってのアメリカのオーディエンスなのですね。つまり、認められたいと願う対象でありながら、自分とは決定的に異質な存在、ということ。
僕はこうやって雑文を書いたり文章を訳したりしながら自分なりにオープンソース運動のお役に立てればと願っている。そして実際に僕の PC には Vine Linux がインストールされている。しかし、僕がクライアント機としてメインに使っているのは(つまりこの文章を書いているのも)Windows OS なのだ。その点、何が何でも Linux というのとは違う。
関係ないが、今週幕張で開かれる CEATEC に行きます。ちょっとスコープがずれているのだけど、とにかく逃避したいので。東京には兄夫婦(の他にも従兄弟なども)いるのだが、声をかけようかどうか迷っている。
迷うというのもヘンな話だけど、「昨日の乾杯のときのアル・クーパーは、あなたの選曲ですか?」と尋ねて以来、一年以上会話をしてないのだ。
Technical Knockout にオープンソース・ソフトウェアの政府による助成を追加。Mitch Stoltz による文章の日本語訳です。まだ未訳部分もありますが、八割できたので一応公開。今週中には仕上げますので。
まだ途中ですが、かなり気持ちよく訳すことのできた文章です。でもそれでも誤訳などあるでしょうから、例によって遠慮なく指摘してください。
Linux 2.4 NAT HOWTO に二章追加されたので日本語訳も対応して JF にて公開。
いや、やはり不愉快だ。上原さんに文句言ってちゃんと段落毎に空行をいれてもらおう。
yomoyomo's Music Column(KEEPERS への連載)第4回目を公開。ダメだダメだダメだ・・・
基本的に KEEPERS に連載する文章も他の文章と同じように適当なところで段落分けしているのだが、前回からどういうわけかそれが全部省かれている。結果メリハリがなくなってしまっているのは残念だ。それに今回は最後に勝手に注釈が入っている。まあ、僕は文章を提供するだけで、それ以上はすべて相手に任せることに決めているのでいいのだけど。
YAMDAS対談に番長を巡る泥酔鼎談を追加。巨人が優勝したときに嫌がらせ的に公開する準備をしていたが、高橋が金メダルとって誰も注目しないからその必要はなかったかな。
巨人が優勝したらぶつけてやろうという意識があったので公開を遅らした面もあるが、テープ起こしに難航したこともある。大体ベンジャミンの野郎の喋っていることが支離滅裂なんだよ! 一度は公開を見送ろうかとも思った。しかし、一応形にしてから彼に注釈をいれてもらったところ大分意味が通るようになった。ありがとう、ベンジャミン。ところで早くバッドフィンガーの文章の感想を聞かせてくれないか?
さて、今周りはオリンピック一色である。できれば一言も触れずにやり過ごそうとも思ったが、少しぐらいは書いておこう。
原則として、僕は個別化の原理しか信じない。そしてスポーツ自体は嫌いではない。そこに素晴らしいスポーツがあれば、もうそれだけでいい筈である。しかし、現状それだけで済まない。ナショナリズムもそうであるし、商業主義だってそうだ。今更だけど、それはやはり不愉快だ。それらは常に個別化の原理に対する壁になる。感動の妨げじゃないぞ。みんな感動したくてスポーツみてんのか?
僕はどうしてもそこに阻まれた人間にばかり目が向く。いくら水泳でメダルをとっても、それで古橋のボケ老人が喜ぶかと思うと不愉快になる。巨人優勝の背後に老害ナベツネがちらつくように。また、金メダルを取った高橋の笑顔は素晴らしかったが、その陰で陸連のせいでマラソンの選考に漏れたあの人はどういう想いだったろうと考えてしまう。高橋の金メダルより、市橋が15位だったことが気になったのではないだろうか。
Technical Knockout にモンティ・パイソンとハッカー文化を追加。
なんか爆裂機関車状態の文章ですな。躁状態の文章のようですが、実は眠気を必死にこらえながら、もう一本はかどらない文章にも頭を悩ませながら書いたものなのです。
久方ぶり、実質三ヶ月以上ぶりの技術雑文である。大分間があいたけど、もう書けないかとすら思った。まず閃くものがあり、ちゃんと調査をして、材料を構成する過程で自分では予想もつかないような結論を文章が与えてくれるという方法論(僕は Research & Destroy 方式と呼んでいる)を実践できてよかった。でもその結論というのが今回の場合「ワタシ脱ぎます!」という荒唐無稽なわけで、こうなってしまうこともあるということでしょう。
yomoyomoの読書記録に大岡昇平「俘虜記」、大崎善生「聖の青春」を追加。
さて、前回の更新からちょっと時間が空いたが、原因はいくつかあります。Linux 2.4 NAT HOWTO がアップデートされたので追加分を訳してました。昨日 JF にその分を投げたが、今度も放置プレイでしょうか。あと最近毎週末バスケットとビリヤードを興じててこれが大きいのかも。前者については近年の運動不足を危惧していたところに同期から誘いがあったので一も二もなく飛びついた。おまけにバスケットの後は彼の奥さんによる手料理にもありつける。後者の方は、別の同期と久方ぶりにやったのが運のつき。エイトボール(ナインにあらず)にのめり込んでます。
おまけに最近映画をレンタルすることが多いのです。何を書いているんだと言われそうですが、ウェブページを作るようになってめっきりこれが減っていたのですよ。要はそちらに使っていた時間を YAMDAS のために使ってきたわけですが、それが虚しくなってきたということです。
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