YAMDAS Project の全更新履歴を更新が最新のものから順に参照いただけます。
yomoyomo の読書記録に加藤弘一「電脳社会の日本語」、河口俊彦「人生の棋譜 この一局」を追加。ようやくたまっていた読書記録が一息ついた感じである。
将棋について文章を書きたいと思いながらなかなか書けずにいて、こうやって読書記録でお茶を濁している。double crown さんに安請け合いしなければよかった。これに限らず「これを書く(書かない)」と明言すると、どういうわけかそれと逆になってしまうのだ。最近も「更新頻度が落ちる」と書いてこれまた逆になったし。
yomoyomo's Music Column(KEEPERS への連載)第11回目を公開。
修理に出していたノートパソコンが返ってきて、ようやく環境を一通り戻すことができた。元々は CD-ROM ドライブと画面と本体の線の接触の問題だけだったのだが、サポートから連絡があり、一本筋が入った液晶自体も変えます。そして、不良セクタがある(これは承知済みだった)ハードディスクも交換しましょうか、と言ってくれた。そこまでやってくれるとはまったく予想してなかったので驚いたが、ありがたく申し出を受けることにした。結果かなりの部分が入れ替わったことになる(笑)。重要なデータは一応待避させておいたが、まさかハードディスクが交換になるとは思ってなかったので数秒の煩悶の間に諦めなければならなかった画像ファイルもあった。しかし、元は保証期間外だと思い込んでいたところをここまで丁寧、かつ迅速にやってくれたわけで、日本 IBM のサポートは素晴らしい、とここに明記しておく。
藤本裕之さんが始められた Xemem がすごく面白いと思ったので、Xemem:連想を書いてみた。藤本さんの文章からもリンクされ、正式参加!
Xemem については、何より「Xemem:はじめ」を読んでください(ここから当方の文章にリンクがはられている)。
藤本裕之さんの文章は、MacWIRE での連載をよく読んでいるし、Xemem のコンセプトに似たようなこと(連想で文章を書き継いでいくような)を考えていたとこだったので、これは参加する一手だと思っていたのだが、なかなか書けなかった。今日(もう昨日か)特に何があったというわけではないのだが、数ヶ月ぶりに躁状態になったのでさくっと書いてみた。
yomoyomo の読書記録に斎藤貴男「カルト資本主義」を追加。
先週は、KEEPERS の連載の締め切りに追われて大変だった。ここ数回直前になってもまったく文章が出来てないことが多く、心臓に悪い。しかしそういうときに限って他の雑事に目がいったりする。今回は、締切日に某掲示板に長文の書きこみをしたりした。まったく何やってんだか。
土曜日に女友達から「飲もう」というメールが来た。ひどく嫌な予感がした。彼女が「飯をおごれ」でなく「飲もう」というときは、彼女に悩みがあるか、彼女に彼氏ができたかいずれかだからだ。そしてそのいずれかだった。
考えてみれば、酒を飲むのは久しぶりだった。一人で飲む酒をやめて約五ヶ月になる。まだ半年足らずであるが、ここまで続くとは僕自身思ってなかった。その間体重が3キロ減った。ありがたいことである。体調もすこぶる良い…と書きたいのだが、今背中が痛い。できもの関係ではないようで、痛みはさほどでもないが、確かに一箇所について続いている。こういうのは整形外科に行くものだろうか。もし僕がガンに冒されているなら、背中の痛みの自覚症状が出るくらいなら、もう助からないことになる…と想像して笑ってしまった。いずれにしろ僕は死ぬわけであるが。
Technical Knockout にコードが法にならない場合 ベータ版を公開。Eben Moglen の文章に日本語訳です。Lawrence Lessig の「CODE」日本語版に少しでも興味を持っていただければと思い公開。訳出した文章自体は山根信二さんの日記で知った(氏のウェブページ完全移管はまだだろうか)。山根さんに感謝! である。
ここしばらく更新履歴や YAMADAS Project で触れてきた文章がある。これは当サイトの終わりについてのもので、「わたしはあなたのバービー人形」というワーキングタイトルで書き続けていたのだが、色々考えた結果、この文章を仕上げるのは放棄することにした。
内容は先程書いた通りで、それを書こうと思った動機も、僕自身少し前から当サイトを終わらせることを考えていたからだった。ウェブページを巡って何か嫌なことがあったというのではなくて、単に僕個人の問題です。性格上場があると何かにつけて更新したくなるし、逆に更新が徐々に絶えて廃虚のようなページにするのは嫌だったので、予め追悼文になるものを書いておきたかったのだ。変態的なワーキングタイトルと裏腹に、ひどく苦々しい Starless And Bible Black な内容で、それがボツにした原因の一つなのだが、それすら書き上げる力を確保することが現在できないのである。またサイト終了についての考えも、書き始めた当初から変りつつあるので、この文章で書きたかったことは別の形で昇華しようと思った次第である。
だから当分サイト終了ということはないでしょうが、更新頻度は落ちると思います。以前はそれを避けたいという強力な意志があったのですが、今はそれが薄れつつあるのは確かです。
yomoyomo の読書記録に米本昌平他「優生学と人間社会」を追加。
本文にも書いたが、この本についてはもっとじっくりと取り組んだ書評を書きたかったのだが、残念なことに筆者の筆力、環境的な問題があり、それが長らくできなかった。他にも読書記録に書かなければならない本がどんどん出てくるに至り、不完全でもとにかく記録として残すことにした。怠惰な脳細胞では読書記録を書くのも大変だ。
さて、現在家でメインに使ってきたノートパソコンを修理に出している。以前より気になっていたディスプレイ周りの物理的障害に加え、CD-ROM ドライブにまで不調が出ては仕方がない。しかし、元々このノートパソコンは中古品で、僕が購入してからも約一年になる。保証期間外だろうと思っていたのだが、どうやらそうでないらしい。ありがたいことである。もしこのまま何もなく迅速に修理がなされて帰ってきたら、メーカー名を出して感謝したい。
メイン機がないため、現在は CD-R 焼き焼き+ゲーム+ Linux テストマシンと化していたデスクトップ機で作業をやっているのだが、これ(の Windows OS 側)に入っているブラウザが、NN にしろ IE にしろバージョン3系で、何か月日の流れを感じてしまう。かくして久方ぶりに Netscape Navigator 3.03J(Java、JavaScript をオフ)でネットサーフィンしているのだが、思ったほど違和感がないのが面白い(もちろんスタイルシートは全滅だが)。これは僕がテキスト系ページを主に巡回しているからなのだろう。
Technical Knockout にハッカーのための管理職 FAQ ベータ版を公開。Peter Seebach の文章に日本語訳です。最近何故か Yendot やいがぴょんの日記などをはじめとする色んなウェブ日記で取り上げられている管理職のためのハッカー FAQ の続編です。
以前から訳そうと思っていた文章ですが、なかなか取りかかれないうちに上に書いた通り、管理職のためのハッカー FAQ がいろんなところで取り上げられ、これがいいタイミングだろうと訳出してみました…が、これが難しかったし、あまり面白くはありませんでした。
Linux/BSD 関係で評判の良い前作も、ユーモアはもちろん分かりますが、実は僕は余り好きではありません。今作は、それとは違った意味で不満があります。内容が前作ほど突きぬけておらず全体として詰まらないからです。これには訳者の力不足もあると思いますので、ばんばん誤訳などの指摘・訂正をしてください。
コラムライブラリに YAMADAS Project を追加。
前々回の更新時に予告した文章にはなりませんでした。それについては今回の文章で触れてます。
今週末は、読書記録も書きたかったのだが、結局雑文一本の更新になってしまった。理由はひどく単純で、週末ずーっとゲームしてたからです。それもリバーヒルソフトの昔の推理ものです。先日パソコンショップでぼけっとゲームコーナーを歩いていたら、サイバーフロントから出ている昔のゲームの廉価版にリバーヒルソフトの推理ものも含まれていて、一本2000円だったので、思わず衝動買いしてしまった。考えてみればそれほどお得というのでもないし、10年以上も前に作られたゲームを嬉々としてやるのもアレだが、好きなものは仕方ない。
yomoyomo's Music Column(KEEPERS への連載)第10回目を公開。でも、よく10回続いたものだ。あと何回書けるか予想もできんが。
覚えている人はいないと思うが、KEEPERS の連載は、1~3月で三部作になるはずだった。今回の文章がその最後を飾るところで、具体的には僕自身の話を書くつもりだった。しかし、前回の "SPEED of Life" の中に入れておくべき記述を、僕が最終的にぶるってしまい自主規制してしまったため、今回単純に自分の話を書いたのでは面白くない、と判断し、内容を変えた。前回の文章における直裁な性表現に驚いた人が多かったようだが、筆者自身の性的嗜好に関する不穏な表現が削除されていたのですね。残念だったけど、KEEPERS の原稿の締切である20日頃の精神状態を考えると、かえってよかったかなとも思う。本来書くべき内容だったら、書ききれたか自信がないもの。
あと関係ないのだけど、今日ひぐちたかしのコラムを読んでいて、僕もこの人と同じく秀丸エディタ+ AL-Mail という組み合わせをメインで使っているので感情移入しかけたのだが、「「AL-Mail」はその後32ビット化された後、1998年5月リリースのVer1.11を最後にもう3年近くバージョンアップされていない」というまったくデタラメもいいところな大嘘が書いてあって一気に目がさめた。しかし、三年ということはないが、確かに一年以上更新がないのは確かで、これは常用者として気になっていたところであった。はっきり書けば、不満であった。それでぼんやり AL-Mail のサイトに飛んでびっくり! バージョンアップしてるじゃないの! こんな偶然もあるものなのか。
Technical Knockout に a little bit... を追加。日本語に訳したら、「ちょbit」。
久方ぶりの技術コラムであるが、実はこれと対になる文章を一緒に途中まで書き進めていて、今回同時に公開したかったのだが、当方の遅筆が災いしてそれは成らなかった。両者を並べての面白さ、というのを意識しながら書いていたので残念である。一方も来週末には公開できるとは思うが、それが当サイトの生前葬というか一足早い追悼文になるはずである。
yomoyomo の読書記録にケン・スミス「誰も教えてくれない聖書の読み方」を追加。
週末+祭日にも関わらず、これだけしか更新できず申し訳ありません。本当は翻訳やら雑文やら、既存の文章の手直しやらじゃんじゃんやりたかったのですが。理由は二つあります。
一つは、週末 CCNA 2.0 を受けるための準備にかかっていたことがあります。これまで資格関係にはまったく興味がなかったのだが、転職を考えるならそうも言ってられない。結果としては受かりましたが(じゃなきゃここには書きませんがな)、点数的には楽勝というわけではなかった。まあ、それもそうだけど、逆に言えば、ネットワーク技術者なら数日ちゃんと準備すれば取れる程度の資格、ということでしょう。ま、手始めということで。
もう一つの理由は、今鬱まっただなか…なのです。今回更新分の書評についても、内容的には今一つであるが、今はこれが精一杯なのです。鬱の理由について書くと更に暗くなってしまうので詳しくは触れないが。
あと書いておかなければならないのに、前回の Google についての文章について、色んな方からメールをいただいたことで、これは本当に嬉しかった。Google がそれだけ琴線に触れる話題だということだろうか。
薀蓄linksに Google -- 時よとまれ、お前は美しい --を追加。恥ずかしいタイトルで申し訳ないが、個人的には気に入っている。前回の Yahoo! JAPAN との繋がりもある。取りとめもなく書いているようでちゃんと底に流れる共通するものがあり、それを書き手自身が掴んでいる…といいのだが。
二週間で一本しか公開できませんでした。早い話、鬱だったのです。今週末には幾らか回復したので、二本文章を上げようと目論んでいたのですが、日曜に急にドライブして温泉に入るというなかなか楽しい時を過ごしてしまいタイムアウト。一本だけになりました。
今週末書けなかった題材は、PlayStation2 で動作する Linux を公開してもらうための署名運動のことで、この絡みで「プレステ2への移植に関する Richard Stallman との議論」が注目されたのは嬉しい話です。上記運動についての余計な論評はせずに、僕なりの結論だけ書いておきます。
僕は署名しません。以上。
Technical Knockout に苦難のときを追加。Eric S. Raymond の文章の日本語訳です。とりあえずベータ版扱いで公開(3月5日に正式版に昇格)。
先週また同僚の退社が明らかになった。まるで「震災を自分のせいだと思う子供たち」のように気落ちした。一人で飲む酒を断って数ヶ月になるが、先週くらい酒が欲しかったこともない。僕も早く現状から抜け出す潔さを持てればよいのだが。一年前の鬱状態ふたたびか。自分のスキルを買ってもらうだけの自信があればよいのだが。それぐらいの文章が書ければとは今も思う。静かに舞台を去る潔さすら持てない。
yomoyomo's Music Column(KEEPERS への連載)第9回目を公開。「今回はとってもタイヘンなお話っ」(KEEPERS編集部評)。
今回は一年以上前から構想を温め、機会を伺ってきたものである。非常に注意深く書かれた暴虐的な文章。先日久方ぶりに女性とおぼしき読者の方からメールもらったばかりだというのにこんな文章を公開することになるとは。
先週の更新履歴で「少しも進まない」と書いているが、あのときは最初の二段落で手間取り、パニック状態になっていた。今回の文章は、書いた後も手続きを経る必要があったので、それには神経を使った。その過程で、いくつか表現を削除・改変したのだが、KEEPERS でボツにされることも覚悟していた。ところが全然オッケーとのこと。何だ、それならこれはさすがにダメだろうと自主規制した筆者自身の性的嗜好について書いた部分も残せばよかった。それを書くことで僕がこの文章を書いた動機も如実になるのだが、考えてみれば読者にしてみればそんなのはどうでもよいことだ。読者にとって value があるかどうかだけが重要なのだから。
yomoyomo の読書記録に嵐山光三郎「文人悪食」、チャールズ&メアリー・ラム「真夏の夜の夢」「ロミオとジュリエット」「あらし」を追加。
危惧していたことだが、KEEPERS の原稿が締切を目前にして少しも進まない。今回は内容的にこれまでと余りにも違うというのもその原因の一つなのだが、他にも色々理由があり、一つは昨日久方ぶりにバスケットボールをやり、今日筋肉痛で動けないことがある。文章を書くのに動きもないだろうと言われそうだが、僕のような才能の乏しい書き手の場合、身体を動かして書かないといけないところがあるのだ。
冗談でなく、今月は KEEPERS の方は危ない。もう駄目かもしれない。それなら読書記録なんか書かなければよいのだが、捌け口の方がはかどるというのも末期症状かもしれない。
薀蓄linksに Yahoo! Japan -- 俺はあんたらを愛し、憎む --を追加。風邪のせいか、どうも切れの悪い文章になってしまった。
実はこの文章は半年以上前に大体材料を揃え、書く準備をしていたのだが、ちょうど Yahoo! Japan の株価が一億円突破したことがニュースになった後だったのでヒガミっぽい文章になるといけないなと思って一度ボツにしておいた(現在沈黙中の mayo さんに書く予定であることを喋った記憶がある)。書き起こしてはみたが、タイトルからして半年以上前の感情を無理やり表現するようなものになってしまった。今回わざわざ書く価値のある文章ではなかったようだ。というか、クズだ。
あと一つ今日絶句してしまったことがあるので書いておきたい。江川達也の「東京大学物語」がとっくに最終回を迎えていたことを、職場で他人のウェブ日記をこっそり読むうちに今更ながら知った。マヌケなこっちの状況など含め、いろいろな意味で絶句してしまった。何年続いていたのだろう。長らく読んでなかったが、僕にとって愛着の深い彼の処女作「Be Free」を総体として超えた作品になったのだろうか。近いうちに BOOK OFF でまとめ買いして読んでみよう…
yomoyomo の読書記録に小松左京「くだんのはは」を追加。コラムライブラリに Words Escape Me! を追加
最近更新が Technical Knockout に偏っていたのでちょっと息抜き。他にもいろいろ書いているのだが、なかなかまとまらない。翻訳したいものもあったりするが、なかなか闘志が湧かない。僕のような才能の乏しい人間は、これがないと翻訳なんてできないんです。
近況としてはレイジの新作「レネゲイズ」とトータスの前作「TNT」という両極端なアルバムを楽しんでいる。レイジの方はカバーアルバムだが、オリジナルアルバムにありがちな型にはめ込むような感じがなく実にのびのびとしていて素晴らしい。少なくともサードよりはずっとよい。なのに、ボーカルのザックが脱退したとはねぇ…。トータスの方は何で今までこんな気持ち良い音を聞き逃していたのかと腹が立つくらいの好作。新作「スタンダーズ」も聞いてみよう。
今日は何故かアクティブな一日で、女友達から命令されて車で送り迎えをさせられたり、男友達とビリヤードをやったついでに「お前のことを文章にして公開するがよいか」と許諾を取ったり(これは非常に稀なことだ)、彼と開店セール中の焼肉屋でたらふく食ったりと充実した一日だったが、メールチェックすると久方ぶりにある友人からメールが入っていた。とても悲しい内容だった。つらい状況に置かれた他者にかけてやれる言葉など実はそれほどないもので、それにしても言ったからどうにもなるものでもない。それでもそれを心配する人間がいるという認識は少しは慰めになるものである。そうやって繋がっているということは分かって欲しい。
Technical Knockout に The Rampantly Unofficial Linus Torvalds FAQ 日本語訳 を追加。Eric S. Raymond の文章の日本語訳です。どうということのない内容だから、これぐらいここで公開することも許されるはずだ。
さて、今回から翻訳に関し、少し変えたことがあります。公開一週間ほどは、原文も一緒に(コメントアウトした形で)収録し、チェックする人の労を軽くしたいと思います。今回は非常に短いものなのでそうはしないが、長い文章の場合、訳者が疑問に思ったところなどを明記したベータ版期間を設け、その後に正式版公開とします。つまりは読者の参加をよりやりやすいものにしたいということです。ただし、次に翻訳をいつやるかはまったくの未定なのですが。
2001年1月に書いたオリジナルの文章三本は、いずれも意義深いものだったと思う。久方ぶりに全力を注いで書いたり、色んなところで取り上げてもらったり。多分これが今年の絶頂期なのだろう。そして、それももう終わりだ。
yomoyomo's Music Column(KEEPERS への連載)第8回目を公開。
今回の文章の構想は昨年の12月30日に浮かんだもので、その日会って飲んだベンジャミンに「次回は最高作になる」と胸を張ったのだが、そのときの彼は僕のそんな言葉を聞く心境ではなかっただろう。だが、彼らは live を伸ばさなかったは超えてないかな。何しろ文章に費やした時間はこれまでで最も短かったし。
ベンジャミンといえば、先日深夜一時過ぎに電話があった。そのとき(我々の住む地域で)テレビでやっていたルー・リードの映画のことを知らせるためだという。当然見てもいたし、録画もしていた。大分前、ニュースステーション(!)にペイジ・プラントが出て「天国の階段」をやったのを見逃した際に何故か彼に「どうして教えてくれなかっただよぉ!」と当り散らしたことがあり、今回の電話がその二の舞を避けるためだったとしたら、非常に済まなく思う。現実世界ではおとなしいくせにネット上では傍若無人に振舞える人がいるが僕は寧ろ逆で、現実世界の方がかなり身勝手でしょーもない人間なのである。
今回の文章のアイデアがまとまったとき、これは三部作になると思った。テーマは二つあり、一つはポップ・ミュージックそのもので、例えば今回のタイトルはビーチ・ボーイズの有名曲のもじりだし、文中にもビートルズの歌詞を織り込んだりしている。そして、もう一つのテーマは・・・まだ全部書いてもいないのにあれこれ書くのは野暮ですな。予定でいけば次回は滅茶苦茶な内容になる予定だが・・・
25日に KEEPERS のサイトに公開されているのを確認したが、Netscape ブラウザで見ると画像が見事に文章にかぶっていた。IE でしか表示確認してないためだが、文章を提供する人間がこれをどう思うかは察していただけるだろう。早速それを回避するための HTML 書式を送ったのだが、何で僕がここまでしなければならないんだ?
さて、軽い雑文のつもりで書いた窓の五年殺し vs 頼みの網が何故かいろいろなところで取り上げてもらえ、大変光栄だったのだが、それがはじめから分かっていればもっとまともなタイトルにしたのにぃ(苦笑)。一応こっちにも書いておくが、25日に重要な追記を行なってます。
Technical Knockout に窓の五年殺し vs 頼みの網を追加。意味不明のタイトルだが、今回は Google 賛歌の軽めの雑文。
うちのサイトが新・雑文日記で取り上げられていたのが嬉しかったので、今回は軽い文章になるように努めました。しかし、内容が基本的には重箱の隅つつきなので、また取り上げてもらえるやら。
先週アクセス数が普段よりかなり多く、慄いてしまったが、うちの読者数の増加と単純に考えていいのだろうか。アクセス解析をやろうかと思うのはこういうときだ。
昨年 bk1 がオープンし、送料無料キャンペーンにひかれて利用させてもらった。当然そのキャンペーンは終わっているが、購入する書籍に一冊でも予約したものが入っていれば、そのときに購入した全書籍の送料は無料になる。僕は普段は予約してまで書籍は買わないのだが、山形浩生訳の「誰も教えてくれない聖書の読み方」の予約が始まっていて、これは買うつもりだったので、上記システムを利用させてもらった。今年は山形さんの新刊(「山形道場」やレッシグ「コード」の翻訳)が出るたびにまたこれを利用して、送料を無料にしようと思う。とりあえず、それぞれの刊行時期が重ならないことを祈るばかりです(笑)。
でもねぇ、今でも「積ん読」状態の本がどんどん増えてる状態なのよ。こっちの処理の方が先決なのだが…
Technical Knockout にパクリの原因と対策を追加。
フリーソフトウェアにおけるライセンスの意義以来凡そ一年ぶりに全力を傾けて書いた文章である。時間をかけて書けばそれなりに充実した文章が書けることを思い出させてくれた。
昨年の大晦日、大分以前で対談で名前を出したことがあるA子嬢と長崎で会う機会があった。といっても街中で数分立ち話しただけなのだが。彼女と会ったのは一年以上ぶりだったのだが、彼女が以前会ったときよりも格段に美しかったことに驚いた。彼女が今新しい恋をしていることは、以前電話したときに聞いていたので、それが原因だろうか、とありがちなことを考えたりした。
そのとき折角だからと彼女の兄(笑)にデジカメで撮ってもらった写真が先日電子メールで添付されて送られてきたので嬉々として開いてみたのだが、そこに写し出されている自分の太りっぷりと後退した頭髪に今更ながら慄いてしまった。毎日鏡を通して見ているはずなのだが、いまだにナルシズムのようなものがあるらしい。これでは初対面の女性に「30代、妻子持ち」に見られるわけだ。
正月はヨーロッパ旅行に行っていた女友達と先日今年になって初めて話したのだが、今年の抱負を聞いたところ、「今年はアンタと縁を切りたい」と言われてしまった・・・
しょぼくれたワタシ自身へのアドバイスも求めたのだが、「あんなホームページを作るのは止めろ。不健康過ぎる」とのことだった。
これに関しては僕も全面的に同意した。こんなウェブページ止めるのが最善なのは理屈としては分かっているのだけどね。
Technical Knockout に FreeBSD IPsec mini-HOWTO を追加。Josh Tiefenbach と Boris Köster の文章の日本語訳。あと薀蓄linksの「薀蓄抜きでリンクしたいサイト」恒例の入れ替え。21世紀最初の更新ですか。
さて、21世紀である。皆さんいかがおすごしでしょうか。僕の方はなかなか楽しい年末、そしてまったく何もなかった正月でした。
新年一発目は翻訳だが、個人的に馴染みの深い IPsec 関連で訳したい文章が出たのでこれ幸いと訳してみた。が、手元に Windows 2000 マシンがないので確認不足によるおかしい箇所があると思います。遠慮ない誤訳指摘、勝手な補完、晒しものリンク、何でも歓迎します。
訳す際に参考にしたものに、山形浩生氏が翻訳されている OpenBSD ドキュメントの中の IPsec チュートリアルがあります。原文自体が総合的に非常によく考えられて書かれていて秀逸なので、ついつい読みふけったのですが、翻訳の修正したほうがいい箇所をいくつか見つけたので山形さんに投げておきました。いずれいくらか反映されるでしょう。
ところで山形さんのこの大変な仕事は、相変わらず日本の OpenBSD ユーザ会から無視されたままなのでしょうか。昨年末の Internet Week における 6Bone-JP BOF でも KAME の神明さんが「ドキュメンテーション強化」を言われていたが、それは飽くまで英語のドキュメントということなのでしょう。KAME Newsletter など日本語で読みたい文書はたくさんあります。文句があるなら手前で訳せばよいのだが、日本人が書いた英語を別の日本人が日本語に翻訳するというのもかなりマヌケなものです(KAME 関係では、坂根昌一さんのページなどで大分補完できるが)。
大雑把に言って、日本では *BSD の方が、Linux よりも英語のドキュメントに尻込みしないアクティブなユーザが多いということでしょうか。そうした意味でこの翻訳にどの程度の意味があるのかは不明だし、いずれにしろ「"完成しました公開してます"では、日本での FreeBSD に関する日本語状況的にもあまりうれしくはない」のは間違いない。が、どこに知らせればよいのかよく分からんのでとりあえず公開しておきます。原著者への連絡は当然僕がしますが、どなたか勝手に関係各位に投げてください(他力本願)。
前述の Internet Week のことも含め書きたい文章はいろいろあるのだが、どこまで今の明るい気分が続くかで成果に差が出るでしょう。
最新の更新履歴
1999年:2~4月/5~8月/9~12月 2000年:1~4月/5~8月/9~12月
2001年:1~4月/5~8月/9~12月 2002年:1~4月/5~8月/9~12月
2003年:1~4月/5~6月