『Wiki Way コラボレーションツールWiki』サポートページ


はじめに

 このたび、Bo Leuf と Ward Cunningham による『The Wiki Way: Quick Collaboration on the Web』(2001, Addison-Wesley)の日本語訳である『Wiki Way コラボレーションツールWiki』(以下『Wiki Way』)を上梓することになりました。ここはそのサポートページです。

Wiki と本書について

 Wiki はウェブブラウザからページの作成・編集が誰にでもできるコンテンツサーバであり、自由で即効性の高い非常に強力なウェブツールです。

 『Wiki Way』は、著者に Wiki の原作者である Ward Cunningham が名前を連ねているということからも、またそのインストールと基本的な利用法にはじまり、コンセプト、内部構造、カスタマイズといったものまで網羅した内容からしても、Wikiの公式的かつ包括的な解説本と言えるでしょう。また日本語版刊行にあたり、日本発の Wiki クローン(Wiki エンジン)を同梱 CD-ROM に追加収録してあります。

 また帯文には「最初で最後のWikiバイブル」という文字が踊っていますが、いったい誰が最後なんて決めたんだ、あん? と言いたいところです。しかし2004年に結城浩さんの『結城浩のWiki入門』が刊行されるまで、Wiki を中心的に扱った書籍は原書とその日本語版である本書しか存在しなかったことは確かです。

書籍情報

『Wiki Way』表紙  
題名   Wiki Way コラボレーションツールWiki
著者   Bo Leuf, Ward Cunningham
訳者   yomoyomo
出版社  ソフトバンク クリエイティブ株式会社
分量   453ページ、CD-ROM1枚
ISBN   4-7973-1832-5
本体価格 3,990円(消費税込)
初版発行 2002年9月10日(発売日は9月2日)
重量 919g(帯、CD-ROM付。ベンジャミン氏測定)

書籍の入手

 『Wiki Way』は全国の書店で購入できます(はずです)。店頭にない場合は書店にて注文できますが、以下の URL から購入することもできます。

内容サンプル

以下のリンクから、出版社のサイトで公開してある本書の一部を読むことができます(いずれも PDF ファイルなのにご注意ください)。

QuickiWikiについて

本書の第二部のソースコード解説においてフィーチャーされている QuickiWiki ですが、そのまま動作させようとすると日本語が正しく表示されません。その解決法については、YukiWiki の QuickiWiki ページを参照ください。

関連リンク集

『Wiki Way』に関するリンク

原書に関するリンク

『Wiki Way』へのリアクション

 書評が掲載された雑誌、購入された読者の方々の感想などです(2004年01月14日最終更新)。

『Wiki Way』ショートエッセイ

 本書を題材にした軽い読み物をいくつか。

  1. 訳者、書店で『Wiki Way』を探す
  2. 名前をつけてやる
  3. Wiki は何に適しているのだろう
  4. Wikiとの出会いの場にまつわるナイショ話
  5. 『Wiki Way』FAQ
  6. Wiki と2ちゃんねる
  7. Why yomoyomo?
  8. 反応リンク集というシンプルハックの一例
  9. ポジショニングペーパー@Wikiばなタイム
  10. Surviving the Wiki Way

その他

 『Wiki Way』に関する質問、要望、感想があれば遠慮なくメールしてください。


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初出公開: 2002年09月02日、 最終更新日: 2011年06月08日
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