このたび、Bo Leuf と Ward Cunningham による『The Wiki Way: Quick Collaboration on the Web』(2001, Addison-Wesley)の日本語訳である『Wiki Way コラボレーションツールWiki』(以下『Wiki Way』)を上梓することになりました。ここはそのサポートページです。
Wiki はウェブブラウザからページの作成・編集が誰にでもできるコンテンツサーバであり、自由で即効性の高い非常に強力なウェブツールです。
『Wiki Way』は、著者に Wiki の原作者である Ward Cunningham が名前を連ねているということからも、またそのインストールと基本的な利用法にはじまり、コンセプト、内部構造、カスタマイズといったものまで網羅した内容からしても、Wikiの公式的かつ包括的な解説本と言えるでしょう。また日本語版刊行にあたり、日本発の Wiki クローン(Wiki エンジン)を同梱 CD-ROM に追加収録してあります。
また帯文には「最初で最後のWikiバイブル」という文字が踊っていますが、いったい誰が最後なんて決めたんだ、あん? と言いたいところです。しかし2004年に結城浩さんの『結城浩のWiki入門』が刊行されるまで、Wiki を中心的に扱った書籍は原書とその日本語版である本書しか存在しなかったことは確かです。
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『Wiki Way』は全国の書店で購入できます(はずです)。店頭にない場合は書店にて注文できますが、以下の URL から購入することもできます。
以下のリンクから、出版社のサイトで公開してある本書の一部を読むことができます(いずれも PDF ファイルなのにご注意ください)。
本書の第二部のソースコード解説においてフィーチャーされている QuickiWiki ですが、そのまま動作させようとすると日本語が正しく表示されません。その解決法については、YukiWiki の QuickiWiki ページを参照ください。
書評が掲載された雑誌、購入された読者の方々の感想などです(2004年01月14日最終更新)。
本書を題材にした軽い読み物をいくつか。
『Wiki Way』に関する質問、要望、感想があれば遠慮なくメールしてください。